富士山静岡空港搭乗レポート：富士山静岡空港.com

開港前の見学会やイベントなども含めると何度も富士山静岡空港に行っていましたが、 ２０１０年８月に富士山静岡空港からフジドリームエアラインズを利用する機会がありましたので搭乗レポートしてみたいと思います。

　　

どうせ行くなら珍しい行き方が良いなと思い、選んだのがコレ
期間限定で運行している、浜松駅→富士山静岡空港直通バスです。

平均搭乗者数が２〜３人との報道もありましたが、確かに少ない・・・
浜松駅から直通にして時間を短縮し、利便性をアップすれば利用者が増えるとの目論見だったようですが・・・
自分が乗ったバスは、出発、到着共にほぼ定刻通りで、約１時間で到着でした。乗り換え無しで行けるのは便利ですね。

ただ東名高速の事故や渋滞が怖いので、ちょっと早めの便に乗る、バスに乗る前に道路渋滞情報をチェックする、他の移動手段に変更しても間に合うようにルートを考えておくことも必要かも知れません。

静岡→新千歳を利用したのですが、FDAってマイレージとか、何回利用で片道ただとかのサービスが無いんですよね。
なので当然のように共同運航を行っているJALからチケットを買いました。
ANAやJALのような本格的なものじゃなくて良いので、何度も利用したくなるような仕組みを何か欲しいところです。


まずは、１階チェックインカウンターで搭乗手続きです。
搭乗手続きの開始はFDAで購入した方からで、コードシェア便としてJALから購入した方の搭乗手続きはその後になります。
開始時刻がカウンターに提示してありましたが、数分前に行って待っていたら、手続き可能ですのでどうぞと声をかけてくれました。
JALの便名はシールで貼ってあります。右下のQRコードを携帯電話で読み取って見たら個人情報が入っていましたので消してあります。

預ける荷物がある時は、チェックインカウンターすぐ横で搭乗券を渡して手続きを行います。
機内持ち込み出来ない物は、あらかじめ入れておくのを忘れないようにしたいですね。

エスカレーターで２階へ移動し、お土産の購入とセキュリティチェックです。
セキュリティチェックが終わった後にも小さな売店がありますが、お土産は先に買っておくのがお勧めです。
２階のお土産屋はそんなに広くはありませんが、品揃えは結構充実しています。
そして保安検査場へ
自分が列に並んだ時は、待合室の窓の所まで列がありましたが、セキュリティチェックが終わるまで１２分位かかりました。
それにしても悪評判通りに本当に保安検査場が狭い・・・係員の方があらかじめポケットの中のものを全部出すように指示するなど少しでも検査が早く終わるように必死でしたが、これってどう考えても設計ミスだよなぁ。
エアポート楽座とかバカなものを作る前に空港利用者が快適に飛行機に乗れる設備に改装する事を優先して欲しいですね。


搭乗機はエンブラエル175、フジドリームエアラインズの３号機です。


桃富士とかちびまる子ちゃんジェットと呼ばれています。


初のエンブラエル機は、機体が小さくてもなかなか快適でした。
席から立ち上がる際に荷物棚に頭をぶつけないように気をつける必要がありますが、席の間隔などは隣の方が気になるほど狭く無いですし、足元も比較的余裕があります。
テレビモニターが無いので、客室乗務員さんが救命胴衣の説明をしてくれます。
並んでいる地上クルーに手を振り返して、いつも飛行機を眺めていた展望台を通過し滑走路へ
今年乗った飛行機が空自のYS-11だけだったので、小型とはいえジェット機の加速が堪らないですね。
ぐいっと離陸したら丁度新幹線が走っている所が見えました。
※フィルムカメラで撮影しています。

大井川河口

御前崎の海水浴場




ヘッドカバーのちびまる子ちゃん、反対側には食品会社の宣伝が乗っています。


１号機のスポンサーもしているシャトレーゼの美味しいお菓子が出るなど、機内サービスを縮小する会社が多い中で頑張っています。


初めてフジドリームエアラインズを利用した感想としては、色々工夫して頑張っているな。との印象を持ちました。
ただ、今回北海道であった人にFDAに乗ってきたと言っても知っている人０でしたから、もうちょおっと宣伝頑張って欲しいですね。桃富士のライト付キーホルダーを持っていたので、この飛行機と宣伝してきましたが、可愛いと女の子には受けていました。